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CUnet

CUnetは株式会社ステップテクニカにより開発されたオープンネットワークです。CPUを多数使用する制御システムにおいて、専用ICを使用することでデータ共有用の通信プログラムの開発工数を低減することを意図して開発されました。

CUnetはタイムシェアリング方式を使用して各CPU間のデータを時間ごとに順番に共有しています。個別のCPU同士でデータのやり取りをおこなうメール送信にも対応しています。

タイムシェアリング方式

各CPUは接続されている台数とデータサイズからフレームタイムが計算でき、フレームタイムを合計したサイクルタイムから、それぞれがデータ送信するタイミングを共有します。共有したデータはすべてのCUnetのCPU内のコモンメモリに格納されるため、どのCPUからでもすべてのCPUの情報を読み出すことができます。

メール送信機能

特定のCPUに対してメール送信を使用することで個別に情報共有をおこなうことができます。メール送信をおこなうと、タイムシェアリング方式のタイミングで分割されたデータが送信され、すべてのデータが宛先に到達すると宛先のCPUのメール受信フラグがONします。

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