共有・専有の2種類のロックの違いを確認しておきましょう。
共有ロック
データを読込むときに使うロックで、資源がこの状態の場合は他のトランザクションによる更新処理ができなくなる(読込みは可能)。
専有ロック
データを更新するときに使うロックで、資源がこの状態の場合は他のトランザクションによる読込みや更新ができなくなる。
上記の性質から、ある資源に共有または専有ロックが掛けれられているときの新たなロックの可否は次の表の通りになります。
つまり、資源に掛けられているロックが"共有"である場合にのみ、別のトランザクションが新たに"共有ロック"を掛けることができます。