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チャレンジレスポンス方式

通信経路上に固定パスワードを流さないようにすることで、盗聴によるパスワードの漏えいやリプレイアタックを防止する認証方式です。

チャレンジレスポンス方式では以下の手順で認証を行います。

  • サーバは、クライアントから要求があるたびに異なる乱数値(チャレンジ)を生成して保持するとともに、クライアントへ送る。
  • クライアントは、利用者が入力したパスワードと(1)でサーバから送られた"チャレンジ"から所定の方法でレスポンスを計算する。
  • クライアントは、(2)で生成した"レスポンス"と利用者が入力した利用者IDをサーバに送る。
  • サーバは、クライアントから受け取った利用者IDで利用者情報を検索して、取り出したパスワードと(1)で保持していた"チャレンジ"を用いてクライアントと同じ手順でレスポンスを生成する(レスポンス照合データ)。
  • サーバは、"レスポンス照合データ"とクライアントから受け取った"レスポンス"を比較し、両者が一致すれば認証成功とする。

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