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INTEHBUS

INTERBUSはドイツのフェニックス・コンタクト株式会社が1987年に開発したオープンネットワークです。現在はINTERBUS Clubにより普及活動がおこなわれています。コネクタメーカが中心に開発しているネットワークで、ヨーロッパの自動車製造業界を中心に普及しています。

INTERBUSはマスタ・スレーブ方式で通信しており、一つのデータの中に各スレーブのデータを格納して通信するため、通信に使用するデータ数を少なくできます。全二重のケーブルを使用してループ型のトポロジーを構築できるので、通信エラー検出時に、逆向きに通信をおこなうことで、断線箇所を特定することができます。

配線方法

5線のツイストペア、または光ファイバケーブルを使用して接続します。伝送速度は500 kbpsまたは2 Mbpsで通信しており、最大256局まで通信できます。全二重通信を使用して疑似的なループトポロジーを構成し、すべての機器に対して順番にデータを送信していく方式を採用しています。局間の距離は400 mまで対応しており、総延長距離で12.8 kmまで延長できます。

通信プロトコル

トータルフレームプロトコル方式を採用しており、マスタから送られたデータの中にすべてのスレーブの情報が格納されており、スレーブ側は割り当てられた領域のデータを読み出して使用します。レスポンスを返す場合も同様に割り当てられた領域に値を書き込むことでマスタに通知します。

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